
JINEN株式会社(以下、JINEN)は、2025年1月に学校法人静岡理工科大学 静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座が設立したコミュニティ「CITY」にて、コミュニティに関する勉強会を開催しました。
「CITY」は、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といったXR技術の普及を目的としたコミュニティであり、静岡理工科大学グループと地域企業・自治体が連携し、共同開発やセミナーを通じてXR技術の実社会での活用を推進しています。
今回、「CITY」の適切な運営のためのヒントを得たいというご要望を受け、JINENの学術的かつ実践的な知見に基づくコミュニティ運営の考え方に関する勉強会を実施しました。

勉強会開催の背景
「CITY」は、XR技術の研究・開発から社会実装までを見据え、教育機関・企業・自治体が連携して実践的な活用方法を模索するコミュニティです。多様なメンバーが集まって議論を交わすことで、最新技術を活用したより良い未来を創造することを目指しています。
持続的に発展するコミュニティを運営するためには、メンバーが共通の目的を持つことが不可欠です。そこで、コミュニティの基本的な考え方を学ぶ時間を設け、メンバー全員が同じ方向を描くきっかけになるよう、今回の機会をいただきました。
勉強会の内容と参加者の声
本勉強会では、以下の内容について解説しました。
・コミュニティの重要性に関する歴史的背景
・成功するコミュニティ設計のポイント
・運営の失敗事例とその原因
・コミュニティの具体的な設計手順
また、勉強会に参加した方々からは、以下のような感想をいただきました。
・「コミュニティの概念を言語化・整理することで、自分の所属するコミュニティの特性を振り返る良いきっかけとなった」
・「学んだ内容を『CITY』に落とし込んで議論をしてみたい」
・「自分の運営するコミュニティが、良いのか悪いのかを考えさせられた。今後の設計や運営を見直したい」
(※一部抜粋・編集しています)
当日は、静岡県・静岡市の職員の方々をはじめ、静岡銀行や鈴与建設株式会社など、静岡県を代表する企業の皆さまにもご参加いただき、非常に有意義な場となりました。
JINENは今後も、企業・自治体・教育機関と連携し、持続可能なコミュニティ運営の支援を行ってまいります。